「房の黄金米」とは

自然の力で、自然のままに

自然の力で、自然のままに
私たちの圃場を訪れた方は、一帯に草が生い茂る水田の様子に驚くかもしれません。
均平に整えられた水田からは、生育ムラがなく健康な稲が育ち、水が循環するため、稲が雑草の影響を受けることもありません。水田の除草も最低限に抑え、切磋琢磨するいのちの営みのなかでこそ、お米本来の美味しさが引き出されると考えるからです。
こうした取り組みが、安心・安全なお米づくりの基礎を支えています。

ひと手間にこだわる精米

ひと手間にこだわる精米
お米づくりにおいて、私たちがとりわけ重んじるのが精米作業。
米のたけやまでは、表面の研磨や選別作業を丁寧に行うことで、より品質に優れた米の生産を追求し、確かな品質を安定的に届けています。
精米中に生じる微量な摩擦熱は、品質低下の原因のひとつとなる為、私たちの工場では、低温環境で精米を行い摩擦熱の発生を抑えています。
また、極力外気に触れずに精米するため、お米が酸化せず高い鮮度を保ったまま保管することができます。
一回ごとの精米量は減りますが、確かな品質を安定的に届けるためには、このひと手間が欠かせません。

鮮度を逃さず、旨みをとじこめる

鮮度を逃さず、旨みをとじこめる
お米の鮮度を司る、保管工程。
私たちのもとで生産されるすべてのお米は、精米後24時間以内に隣接の専用保管庫へ運ばれ、徹底した温度管理のなかで出荷のときを待ちます。
わずかな鮮度も逃さないスピード感は、一貫生産だからこそ可能になります。
この迅速さが、お米の揺るぎない品質を支えています。
庫内は遮熱性が高く外気の影響を受けないため、乾燥により粒が割れたり身が痩せることもありません。
お米にとって最適な環境に整えられたこれらの保管設備により、最大で約一年間、旨味と鮮度をしっかりと蓄えた状態でお米を保存することができます。

風味あふれる味わいをいつまでも安定的に

風味あふれる味わいをいつまでも安定的に
ふっくらとした炊きあがりと、噛むごとに旨みあふれる味わいが自慢のたけやまのお米。
冷めても美味しく、ほのかな甘みに満ちた風味が味わえるのは、精米と保管の工程にとことんこだわっているからこそ。
砕け米や変色した粒の丁寧な除去や、最適な鮮度を保った状態での低温保管を行い、品質劣化の原因となる酸化を徹底的に抑えることで、鮮度がよく高品質な状態をいつでも安定的に提供し続けることができるのです。